この記事では、家を建てるのに絶対に決めなければならないことだけを5つ紹介しています。
言い換えれば、この5つの事柄を決めさえすれば、家が建つんです。
間取りを考えたりデザインの本を見る前に、この記事に目を通してみましょう。
家を建てるためには、クリアしなければならないことがたくさんありますが、大きく分けると以下の5つの項目に分けることができます。
- 土地のこと|どこに住むか
- 建物のこと|どんな家に住みたいか
- 時期のこと|いつから住みたいか
- 資金のこと|お金をいくらかけられるのか
- 費用のこと|全部でいくらかかるのか
この5つが全部決まって、初めて家を建てることができるんです。
ではそれぞれの項目について、細かく見ていきましょう。
下の順番で決めていくとスムーズです。
項目一覧
家を建てる土地はどうする?
土地が決まっていないと、家を建てることはできません。
必ずしも自分で所有している土地ではなくても家は建てることができますので、購入にこだわらずご両親などが持っている土地がないか探してみると良いですね。
土地を買って家を建てる場合でも、土地をもともと持っていたり借りたりして建てる場合でも、トータルで掛けられるお金は変わりません。
できるだけお金がかからない形を模索してみましょう。
大まかに、購入するのかどうなのか方向性が決まればOKです。
家づくりを今始めるといつから住める?
家を建てたいと考え始めて、計画を実行したとします。
いつから住めるでしょうか?
一般的には、家は着工してから完成・引き渡しまで半年程度かかります。
着工前の準備(打ち合わせや設計など)に1ヶ月、その前の住宅ローン等の資金調達に1ヶ月〜2ヶ月かかりますから、スムーズにいったとして8〜9ヶ月かかるんです。
ですから、例えば3月に住み始めたいと考えるなら、遅くとも前年の7月には住宅会社等を決める必要がありますね。
家を建てる資金をいくら用意できるのか?
いくらかかるか分かってから、自分にいくら用意できるかを調べるのは少々効率が悪いと言えます。
家づくりに3000万円かかるのに、住宅ローン審査に落ちてお金を借りられなかったり、2000万円しか借りられなければ予算オーバーで計画が破綻してしまいますからね。
まずは、あなたが住宅ローンを借りられるかどうか、借りられるとしたらいくらまで借りられるのかを調べた方が良いです。
そのうえで、実際にいくらかかるのかを調べると良いでしょう。
低金利の現在、選択すべき住宅ローンはズバリ全期間固定金利型住宅ローン「フラット35」です。
フラット35の公式サイトでは、年収から最大いくら借りられるかのシミュレーションができますので、チェックしてみましょう。
サラリーマンの場合、源泉徴収票の「支払金額」のところの金額を入れるようにしてみてください。
家に住み始めるまでに全部でいくらかかるの?
いくら用意できるのかが分かったら、いくらかかるかを調べていきます。
お家を建てるには土地関連の費用や家の建設費に加えて、住宅ローン関連の費用、土地や建物の登記費用、法的な手続き関連の費用など、多くの諸費用がかかるんです。
すべてを把握するのは大変ですが、住宅会社さんに協力してもらいながら、すべての費用を予め書き出してまとめてみましょう。
ここで妥協なくしっかりと資金計画できれば、家づくりが非情に楽しいものになるはずです。
どんな家に住みたいか考えてみる
土地や時期、資金的なことが決まると、ようやくきちんとしたお家の計画が気持ちよくできるようになります。
では、どんな家が良いと思いますか?
日本の建築技術は高度に発達し、地震への強さや耐久性、室内の温度といった快適性など、数値で表すことができるようになりました。
求める性能を提示できれば、住宅会社による技術的な差はあまり考えなくても良いでしょう。
デザインに関しては設計者やあなた自身の熱意によるところが大きいです。
環境や周囲の町並みに配慮した、美しい外観のお家を建てていただければと思います。
あとは予算内に収まるように、広さや使いたい建材と住宅設備(キッチンやお風呂など)を決めていくだけですね。
ヤルコトでは静岡県内でお家を建てるケースに限り、住宅会社のマッチングサービスを行っております。
どんな住宅会社が良いか分からない場合にはご相談いただき、会社選定の参考にしていただければ幸いです。

ということで、早足でしたが家を建てるのに絶対に決めなければならない項目5つを見てきました。
この記事を参考にして、幸せな家づくりをしてください。